各党が出した「戦後80年・80年談話」をざっくり比較してみた【2025年8月15日】

政治系

2025年8月15日で、終戦からちょうど80年。
毎年この時期になると政府の「首相談話」がニュースになるんだけど、今回はちょっと異例。石破首相は閣議決定の談話は出さず、全国戦没者追悼式で自分の言葉を述べるだけにとどまったんだよね

その分、各党が出した「戦後80年談話」が注目を集める形になった。ざっくり整理するとこんな感じ。

自民党

  • 戦没者への追悼と「二度と戦争しない」決意。
  • 戦後の歩みを「平和国家の誇り」って表現。
  • 「核兵器のない世界」へ努力を続けるって話も。
    👉 出典:選挙ドットコム

立憲民主党

  • 軍人だけじゃなく市民犠牲者にも言及。
  • 植民地支配への反省、アジア諸国への哀悼を盛り込んだ。
  • 「過度なナショナリズムは危険だよ」って警鐘。
  • そして核廃絶を一番に訴えてる。
    👉 出典:選挙ドットコム

日本維新の会

  • 戦争体験を次の世代にどうやって伝えるかがポイント。
  • 「現実的な安全保障=積極的防衛力が必要!」って主張。
    👉 出典:選挙ドットコム

国民民主党

  • 空襲被害者を支援する法案を出したけど成立せず。今後も続けていくよ、という姿勢。
  • 「平和国家でありつつ、国益と安全保障は守るぞ」って立場。
    👉 出典:選挙ドットコム

公明党

  • 戦争体験者が少なくなる世代への伝承をどうするかが課題。
  • AIとか気候変動とか、いまの複合的な危機にも触れてるのが特徴。
  • 「対立じゃなく協調を」ってことで「平和創出ビジョン」を発表。
    👉 出典:選挙ドットコム

共産党

  • 日本の侵略や植民地支配による犠牲者に深い哀悼。
  • 「戦争の惨禍を繰り返さない」って憲法の誓いを再確認。
  • 村山談話・河野談話・日韓共同宣言を大事にしよう!って主張。
  • 靖国参拝には批判的で、多様性・共生を重視。
    👉 出典:日本共産党公式サイト

参政党の談話ポイントまとめ

  • 戦後80年を「大きな節目」として捉えている:戊辰戦争から157年にも言及し、日本の戦中・戦後の歴史を俯瞰した流れでまとめているよ。Instagram+5選挙ドットコム+5参政党+5
  • 英霊への「哀悼と感謝」を強調:祖国と家族を守るために命を捧げた人たちへの想いをしっかり込めてる感じ。選挙ドットコム+1
  • 戦後の復興とその後の”停滞”も指摘:経済成長を「不死鳥のごとく」と美しく表現しつつ、近年の「失われた30年」や人口減少、貧困、エネルギー・食料の自給不足など、現状への危機感も訴えてる。選挙ドットコム+1
  • 政治状況の変化をアピール:「今年の参院選で、自民党が結党以来初めて衆参両院で過半数割れ…」という文言も含まれてるよ。選挙ドットコム+2J-CAST ニュース+2

この構成だと、「歴史→復興→今の課題→政治変動への期待」という流れがしっかりしてて、テーマに一貫性があるのが伝わるかな。

でも、ここが波紋に…

ただ、この「衆参両院で過半数割れ」の部分、ウワサには “それ、事実とちょっと違うんじゃない?” とSNSで突っ込まれていて、J‑CASTニュースでも取り上げられてます。実は1993年に非自民政権ができたときにもすでに過半数割れ状態だったよね? だから参政党の記述は歴史的に正確ではないってことで、批判が集まってるんだ。

れいわの談話ポイントまとめ

  • すべての戦争被害者に哀悼の意と、ご遺族へのお見舞い:軍人・民間人問わず、被害者の方に深く寄り添った出だしからスタート YouTube+7れいわ新選組 -+7note(ノート)+7
  • 政治指導者の誤りで「外に敵を求めた熱狂」が戦争を生んだ、という反省:「植民地支配と侵略」の構図をきっぱり提示 れいわ新選組 -+1
  • 「米軍との一体化」「台湾有事の煽り」「軍事拡張」を批判:長距離ミサイル配備や南西諸島の軍事要塞化への懸念を強めに表現 れいわ新選組 -+2note(ノート)+2
  • 「軍事抑止論」「核抑止論」を『デタラメ』と一刀両断:「歴史が証明するに、抑止は繰り返し破られてきた」と主張 れいわ新選組 -+1
  • 「善隣友好」「予防外交」を柱に据えた平和路線:「あなたの生活と尊厳を守る政権を樹立する」ってしっかり宣言してる 北海道新聞デジタル+4れいわ新選組 -+4note(ノート)+4

ネットのツッコミ・反応

「終戦の日」を“敗戦の日”と呼ぶワード選びに違和感
→ noteでは「日本を貶める自虐史観の象徴」ってかなりキッパリ批判されてるよ note(ノート)

「抑止はデタラメ」「外交だけで守れる」は現実感が足りないかも…?
→ 「力の均衡がないと国が守れない」「抑止力は重要」との声も、noteでまとめられてた note(ノート)れいわ新選組 –

戦後80年談話・まとめ(2025年8月15日)

2025年の終戦記念日、各党がそれぞれ「戦後80年談話」を出したよ。
共通してるのは「戦没者への哀悼」と「平和を誓う」こと。
でも、その先の方向性はけっこう分かれるんだよね。


各党のスタンスまとめ

政党スタンスざっくりキーワード
自民党「平和国家の誇り」を強調しつつ、現実的な国際秩序維持を重視核廃絶・国際協調・安全保障
立憲民主党歴史への反省、アジアへの謝罪、核廃絶を最優先に訴え反省・核廃絶・平和外交
日本維新の会戦争体験を次世代に継承+積極的防衛力を推す記憶継承・積極防衛
国民民主党被害者支援の法案を提起、国益と安全保障のバランスを重視被害者支援・国益・安全保障
公明党「対立から協調へ」、AIや気候危機など現代の課題も盛り込み協調・危機管理・平和創出
共産党侵略戦争への反省、軍拡反対、村山談話など重要文書の継承村山談話・平和憲法・反軍拡
参政党英霊への感謝、戦後復興を称賛、今の日本の停滞や自給率低下を問題視英霊・自給率・政治変化
れいわ新選組軍拡・抑止論を「デタラメ」と断言、外交・友好路線を徹底反戦・反抑止論・外交重視
政府(首相)談話は出さず、追悼式で「反省と教訓」を個人発言のみ公式談話なし・個人発言

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